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ビバ・エクセルシオール

久々にランチを外で食べた。独りで。読書したかったから。
会社のデスクで食べると、昼休みなのに電話がかかってきたり、
周りの同僚もデスクで食べてたりして世間話で盛り上がったりするから。
しずかに読書したかったのだ。
エクセル・シオール、ランチタイムは禁煙になってた
おかげで少し客も減って、客層も変わって、居心地がよかった。

本当は学校も始まって、昼休みはマジで勉強に当てたいのだけど、
反面、学校が始まると読書がしたくなってしまうのだ
学生のころ、試験前になると部屋の模様替えをしたくなったりしてたのと似てる。
つまり現実逃避。私は被害妄想と現実逃避というちょっとした病があるらしい

読んでいた本は『愛と心理療法』(M.スコット・ペック、創元社)。
いつかどこかで、カルロス・ゴーン氏「私を変えた本」として紹介していた。

ビバ・エクセルシオール_c0256342_1010356.jpg


今日読んだところで印象深かったのは、
愛とは感情ではなく意志であり仕事であり勇気である、ということ。
たとえば男女の間であれば、恋から醒めたときから、初めて純粋な愛が始められる。
もちろん、ここでいう愛とはもっと広義のもの。
そして、「愛が仕事であり勇気」というときの仕事とは、
「自分や他人の精神的成長を培おうとする仕事ないしは勇気」ということらしい。
だから本当の自己愛というものは自分自身を精神的に成長させようとするものでなければならないし、対象が他人であっても、その人を本当に愛するということは、その人の精神的成長を望むこと、またはそのために何かすること、でなくてはならないのだろう。

だからやっぱり、最近電車やお店でよく見かけるけど、親が子どもを甘やかしたり、言いなりになったりしているのは、子どもを本当に愛しているとはいえないんだろうな。

そしてこの著者いわく、「愛する」という仕事は「耳を傾ける」という形に最もよく現れる、という。つまり、愛する人に私たちは注意を向ける。そして注意を向けるとき、いちばん大切なのが耳を傾けることだそうだ。異論はない。

これから通訳者になるかもしれないものとして、そしてそれ以前に「隣人を愛せよ」と書かれている聖書を信じる者として、私は人の話にもっと耳を傾けていかなければならないなあと思った。話者が本当に伝えたいことを聞き取り、くみ取り、行間を読み取ることが、通訳としての良いパフォーマンスの第一歩となる。「この人何言ってんの?もっと頭整理してから話してよ」などと考えていては、まともな通訳になれないなと思う。反省
by marthymarthy | 2006-04-14 22:04 | その他/others


2007年に天に帰った母の闘病記がメインです


by marthymarthy

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