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母からの手紙

家に帰ってみると、母から分厚い手紙が。
「料金不足10円」のハンコが封筒に押してありました
郵便局に払いに行かなければ。

こんな分厚い手紙、遺言だったらどうしよう、、、と封を切ると。。。。
明るい内容。母の心が神さまに守られているなあと思いました。
そして、母は本当に聖書の神さまを信じたんだなあと嬉しくなりました。
というのも書き始めが「神に感謝します」だったのです。
クリスチャン同士で手紙やメールをやりとりするとき、
よく「ハレルヤ。主に感謝します」とか「主を賛美します」とか、冒頭に書きます。
これは置かれている状況のよしあしに関わらず、神様のなさることはいつも最善だから、神様を信頼して感謝しよう、という信仰の表明ともいえると思います。そして、誰が教えたわけでもないのに、こういう手紙の書き出しができるということは、神様が教えてくださった以外にありません。

そして手紙の終わりのほうには、「何もかもうまくはこんでいます」とありました。

癌と言われ、手術も不可能といわれて、黄疸の処置後おなかが痛くなったりもして、まだ本格的に癌そのものとは戦うことが出来ずにいる中で、神に感謝し、何もかもうまくはこんでいると思える強さは、母に生まれつき強さがあったとしても、それがすべてではない。
自分では自分の将来は分からないけど、自分の将来をすべてご存知の神さまを知っていることから来る強さだと思いました。

横田早紀江さんが、めぐみさんの現状がまったく分からないのに、「きっと生きている」と信じて疑わない強さと、少し似ているかもしれません。

もう一つ感謝なのは、今日も母の体温が36度台で、体重もさらに増えたということです!
それからもう一つ。父が猫のハナの鳴き声に悩まされて睡眠不足だったのですが、ここ数日ハナがいい子にしているということです。私の友人 I さんが、とても動物好きで、ファニーとハナの心にも平安があるように、祈ってくれたおかげだと思います。

後退しているように見えるとき、それは私たちの錯覚です。私たちの感覚は完璧ではないのだから。後退や停滞に見えるときには、私たちは主に背負われたり、腕に抱かれたりして、前進しているのですね。
by marthymarthy | 2006-08-18 20:08 | 十字架/cross


2007年に天に帰った母の闘病記がメインです


by marthymarthy

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